建築確認 / Building Confirmation
建築確認の意義
建築確認とは、建築に関する計画が建築基準法及び関係法令に適合しているかどうかを事前に確認することです。建築物を建築しようとする建築主は、工事着手前に建築確認の申請書を提出して、建築主事または指定確認検査機関の密査・確認を受けなければなりません。
建築確認を必要とする建築行為
建築確認申請手続
建築確認の申請
建築確認が必要な場合、建築主はあらかじめ工事着手前に、建築主事等に対して建築確認を申請しなければなりません。
建築確認に要する期間
建築主事等は次の期間内に建築確認を行い、法令上適合すると認めた場合に建築確認済証を交付しなければなりません。
- 表内の1号・2号・3号のいずれかに該当する建築物: 35日以内
- 一般建築物: 7日以内
なお、建築確認を受けて建築主が工事を着工する際、建築確認を受けた旨を、工事現場の見やすい場所に表示しなければなりません。
工事完了検査
工事が完了したら、建築主は工事完了日から4日以内に建築主事等に到達するように完了検査申請書を提出しなければなりません。そして建築主事等は、この申請書の受理後7日以内に法令上適合しているかどうかを検査(工事完了検査)し、適合していると認めた場合に検査済証を交付する流れとなります。
一般建築物の場合を除き、建築主は、原則として検査済証の交付を受けることにより当該建築物を使用できることとなります。ただし、次の場合に限り、仮使用が認められます。
- 工事完了届（工事完了検査申請書の受理）の後、7日が経過したとき
- 特定行政庁等が、安全上、防火上及び避難上、支障がないと認めたとき